「年末調整のしかた」です

《2020/12/12》「ネットde賃金」ユーザーで「年末調整処理」ご使用のみなさまへ

エムケイシステムから年末調整マニュアル「年末調整処理手順書」が12/9で更新されています。弊所へお電話でお問い合わせの「前に」ご覧くださいますよう、お願いいたします。

(以下、エムケイシステムHPより引用)

更新した年末調整手順書は【こちら】をご確認ください。

Q:年末調整個別入力の所得金額調整控除額は自動計算されますか?

A:所得金額調整控除額は、自動計算されます。

自動計算は、課税対象額が850万円超で、①~④の条件のいずれかに該当した場合に行われます。

課税対象額は、給与賞与前職分①②の給与支給(課税)累計調整額の給与支給(課税)を足した金額です。
 
①本人≫障害者控除欄が「特別障害」
②配偶者≫配偶者の有無欄が「配偶者有」、障害者控除欄が「特別障害」
③扶養人数≫障害者≫特別障害欄が1以上
④扶養人数≫23歳未満が「有り」
 
※上記①~④の条件は満たさないが、所得金額調整控除が適用となる従業員がいる場合(例:23歳以上の特別障害者を有する など)は、上記④を設定してください。詳細は、よくある質問の「所得金額調整控除の対象となる特別障害者である扶養親族(23歳以上)がいる場合の入力方法を教えてください」をご確認ください。

今年は法改正により「ひとり親」、「所得金額調整控除」という新しい控除がありますので、昨年より注意が必要ですね。

給与収入850万超の「所得金額調整控除」は手入力する欄はなく、システムが給与額や被扶養者をチェックして計算してくれるようになっています。自動計算されていないこともありますので、事務担当者側で給与850万超の従業員さんを「被扶養者一覧から集計 ボタンをクリックして手動」でチェックすると安心です。

「ネットde賃金」の社員設定タブ⇒税・社保設定⇒右下のボタン「被扶養者一覧から集計」⇒登録です。

これでシステムが自動的に計算してくれますので、「申告データ個別入力」画面で正しい所得金額調整控除額が表示されているか?お手元でお確かめくださいね。

ご担当者のみなさま、頑張ってくださいね\(^o^)/

《2020/11/4》国税庁から年末調整に関する説明の動画がアップされています。

https://www.nta.go.jp/publication/webtaxtv/index.html

ご参考にどうぞ。

《2020/9/16》国税庁から「年末調整のしかた」が発表されました。改正ポイントがありますので、しっかり読み込んで年末調整をお迎えください。

昨年と比べて変わった点/国税庁https://www.nta.go.jp/publication/pamph/gensen/nencho2020/pdf/04-09.pdf

令和2年分 年末調整のしかた/国税庁
https://www.nta.go.jp/publication/pamph/gensen/nencho2020/01.htm

令和3年分 源泉徴収税額表/国税庁
https://www.nta.go.jp/publication/pamph/gensen/zeigakuhyo2020/02.htm